目次

団体紹介 - 地球市民アカデミア > 団体紹介

国際協力、開発教育、貧困、メディアリテラシー、社会的企業、地域活性化などを、講義・ワークショップで学ぶ通年の市民講座。講師,ファシリテーターによる教材,手法,研修,セミナーの紹介。

記事一覧

ホーム > 団体紹介 > 団体紹介

団体紹介

●地球市民アカデミアとは

国内外を問わない貧困の広がり、地球環境問題、先が見えない社会情勢など、私たちを取り巻く状況は深刻化かつ複雑化しています。そのような世界の状況に対して、私たちは何ができるのでしょうか。

「地球市民アカデミア」は、国際協力や国内外の地域社会での活動を通じて、また日々の生活の中から世界への働きかけを志す人々のための学びの場です。

●地球市民アカデミアがめざすもの

この講座では、将来国際分野や私たちの地域社会での活動を志す者が、現在の社会状況を正しく理解し、必要な専門知識やものの見方を学ぶと同時に、実際に国際協力や地域活動に携わる人々の経験に学び、活動への訪問などを通じて自ら選んだテーマを追究し、現実感のある学びを創り出します。

そして、なぜ国際協力や地域活動が必要と考えるのか、どう関わりたいのか、何ができるのかを深く掘り下げながら、自分自身の価値観を問い直し、これからの社会を創っていく上で大切な他者との協力関係の築き方を学んでいきます。

●地球市民として生きる

「地球市民アカデミア」は困難な状況に置かれている人々を「援助」の対象としてみるのではなく、地球上に共に生きる者として関心を向け、共によりよく生きていくためにはどうするのかを考えていきます。世界への深い理解や認識と共感できる感性を大切にしながら、学問の域にとどまらない「地球市民」としての生き方を皆で考えていきます。

●地球市民アカデミアのはじまり

1994年4月に、東和大学国際教育研究所、東京YMCA国際奉仕センター、NGO活動推進センター(現:国際協力NGOセンター/JANIC)の3団体による共催プログラムとしてスタートしました。現在は修了生有志による運営委員会により開催されています。

●設立の背景

1990年代に入り、開発・環境・平和・人権・ジェンダー・多文化共生などといった地球規模の問題が深刻になるのに伴って、国際協力や開発教育に対する関心が高まり、若い世代を中心に、グローバル・イシューに関わる活動に参加したいという人が増加しているという傾向が見られました。それぞれの活動経験の中から、この分野の人材育成の必要性を強く感じていた地球市民アカデミアの主催3団体は、1993年秋、東京 YMCAが東和大学国際教育研究所に発案したのをきっかけに、地球的諸課題の解決のために行動する「地球市民」育成のためのプログラムを共同開催することになりました。

●参加型の学びのスタイル

身近な問題から地球規模の課題の解決まで、私たちの持つ思いや理想を実際に形にしていくために、知識やスキルを身にまとうだけでなく、それをメッセージや行動に変えていくことを大切にし、一年を通じて参加型の学びを生み出していきます。

特に後期の「共働学習」では、自分たちで課題を設定し、その解決に向けて、参加者同士でアプローチ方法を考えていきます。課題解決だけでなくその過程における他者理解やコミュニケーションも大切にしながら、参加者皆で学びの場をつくります。

コメント一覧