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学び・生きる場の発見 - 地球市民アカデミア > 過去の活動 > 11期(2004年度)

国際協力、開発教育、貧困、メディアリテラシー、社会的企業、地域活性化などを、講義・ワークショップで学ぶ通年の市民講座。講師,ファシリテーターによる教材,手法,研修,セミナーの紹介。

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学び・生きる場の発見

講師:下羽友衛氏(東京国際大学)

ひとりひとりが思い巡らす「なぜ?」という疑問は学びの出発点です。それが、自分から他者・社会につながっていき、大きな力になっていくのではないでしょうか。私たちがこれから学び、生きる場をつくるために、自分と世界のつながりを知り、知識と行動を結びつけていきます。

【講義内容】
「自分らしく生きることとは?」「市民が自ら考える力をつけることとは?」との問いが常に念頭にあった。

前半の講義では、下羽さん自身の「?」やそれについての学び方、そしてそれの広げ方、問題解決能力を上げることとはについて語っていただいた。また、日本とドイツの学生を比較し、日本の市民がいかに育っていないか、知識不足が露呈されたことも実体験をもとに話された。

後半の講義では下羽ゼミについての解説。統計を用い、行動へのきっかけ作りとその影響力について語られた。考えるための思考力を養い、具体案を作成する力、発信していくこと、地球市民として出来ることとはどういうことか、示唆を得た思いだった。

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【受講生の感想】
・知識と意識と行動をつなげることや批判的にものを考え、具体案を策定する力をつけていくべきだと思う。ホンモノに触れることによって関心のない人の目が開くことがあるのなら、関心のない人たちにそのきっかけを与えるべきだと思った。

・現場体験ですよね。現場には理屈を越えて訴えてくる力がある。それで、無気力だった若者が「よみがえる」というのは分かるような気がする。私も現場に行きたくなった。

【今日の一言】
私たちが変わる、私たちが変える。「ただ○○をした」ではなく、そこから何を感じたか、何を学んだかが大切。自分の生き方を見つける旅をする。

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