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グローバル経済‐国境を越える問題とその構造‐ - 地球市民アカデミア > 過去の活動 > 14期(2007年度)

国際協力、開発教育、貧困、メディアリテラシー、社会的企業、地域活性化などを、講義・ワークショップで学ぶ通年の市民講座。講師,ファシリテーターによる教材,手法,研修,セミナーの紹介。

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グローバル経済‐国境を越える問題とその構造‐

【概要】
日時:2007年6月16日(土)
場所:東京YWCA 217教室
講師:田中優氏【未来バンク事業組合理事長/ap bank監事/日本国際ボランティアセンター(JVC)理事】

【コンセプト】
グローバリゼーション/自由貿易という名の下に巨大化する多国籍企業。それに伴い、資産の偏りや環境破壊も世界的な問題となっています。具体的な事例を通じてグローバル経済の構造を知り、問題解決への道を探ります。

【講義内容】
<経済クイズ>
今回のテーマである「グローバル経済」について、クイズを行いました。「預貯金額の一番多い金融機関は?」「ODA(政府開発援助)の一番多い国は?」などの質問に、受講生の皆さんは挙手で答えました。

<講義>
当日配布用に準備していただいた資料のボリュームに、まずは圧倒されました。自分達にとっても身近な「ごみ」の内訳から始まり、「リサイクルを妨げる資源の価格破壊」、「その原因であるODAと途上国の債務」、そして「ピークオイル問題」、その結果としての「石油資源の奪い合いと戦争」、「その戦争を支える米国債」、そして「米国債の購入に使われる日本人の預貯金」へ。身近なところから始まった問題が、実は世界的につながっている現状を、とても分かりやすく話していただきました。

後半は、前半で知った世界の現状に対して、田中さんが行っている具体的な活動である、「市民ファンド」や「省エネ家電への買い替え促進活動」のお話や、そもそも田中さんが社会運動をする事になったきっかけのお話などをお聞きしました。

<質疑応答>
受講生の皆さんから集めた質問を分類し、時間の許す限り田中さんに答えていただきました。今までお金についてほとんど考えた事がなかった人も多かったようですが、預貯金も含めたお金の使い道や、情報収集の仕方などについて、多種多様な質問が出ました。

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【受講生の感想】
・普段何気なく使っているお金ですが、自分の知らない所でお金がどういう使われ方をしているのか知る事が出来た。仕事がお金を取り扱う事なのに、知らない事が多く、もっと情報を集めないといけないと思った。

・今日の授業は、泣きそうになったり、わくわくしたり、大忙しでした。ちゃんと考えなきゃです。難しかったけど、話が聞けてよかったです。

・自分の目に見えるところ(例えばお金を使うとき)には、きちんと考えて行動できることが、自分の目で見えてないこと(例えばお金を預けるとき)には、とたんに何も考えていなかったのが恥ずかしいです。ない頭で知恵をしぼっていきたい。

【運営委員より】
「口でいくら主張するより、実際に買い物や預貯金などの『お金』という意思表示の方が、はるかに力がある。」穏やかに語りかける田中さんの話す内容の重要さに、深くうなずく人、難しい顔でうなっている人など、聞く側の反応も様々でした。また一つ、新しい視点に気づける講義でした。

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